私が以前勤めていた富山ガラス工房では、毎年夏の終わりにデザイナーさんがデザインしたものを、私たちが具現化していくお仕事があります。
これは、「Design Wave」という企画の中のワークショップ。
普段はミリ単位の図面を基に吹きガラスをすることは、なかなかありませんが、この時ばかりはデザイナーさんの希望をできるだけ
かなえようと、奮闘します。
私は5回、参加しましたが毎回、ガラスへの新鮮な気持ちを取り戻させてくれるいい機会でした。
その中でも、5年目に一緒に制作したデザイナーのswitch design さんのフードカバーは、思いもよらないものでとても楽しかったことを、この夏の終わりに思い出しました。
しかも、商品化されて販売中なのがまた嬉しいです。
またそのうち、誰かと一緒に制作してみたいなあと思います。